アルツハイマー型認知症は、脳のゴミであるアミロイドBなどの老廃物が排出されず、溜まることによって起こります。これは健康な脳なら排出されるものです。
認知症に睡眠が深くかかわっていることは、世界中の研究で発表されています。
米国・ロチェスター大学医学センターは次のように述べている。
「アルツハイマー型認知症の原因と考えられる老廃物は、脳が眠っている間だけ脳から排除することがわかっている。栄養や酸素を運ぶ独自の循環系を持つ脳は、眠っている間は脳細胞が収縮し、そのため脳内に隙間が空き、老廃物を運ぶ脳脊髄液(のうせきずいえき)が流れやすくなる。こうしたことにより、老廃物を回収するゴミ収集車のための道が空いている状態となる」
アメリカのハーバード大学医学大学院、 チャールズ・チェイスラー氏は次のように述べている。
「目覚めている時の脳は、マンハッタンの昼間の道路のように車であふれている状態です。ゴミを運ぼうにも、ゴミ収集車は効率的に動けない。今回の研究では、目覚めている時のゴミ収集の効率はかなり低く、睡眠時と比べるとたった5%だった」
脳には老廃物を捨てる特別なシステムがある。世界中の誰もが人生の最後まで認知症にならず、元気に過ごしたいでしょう。認知症を防ぐには、睡眠をおろそかにしない当たり前の習慣が大事となります。


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